二重の備えで安全性を確保

重力荷重のかかる軸の設計であれば、 STOBERのツインブレーキソリューションにお任せください。

そのソリューションこそが、高品質なサーボモータ用減速機です。保持ブレーキと補助ブレーキをモータアダプタに内蔵した超小型同期サーボモータ が搭載されています。

ただし、システムが「確実に安全」になるのは、このソリューションをSTOBERのドライブコントローラSD6、セーフティモジュールSE6、そしてそこに統合されたセーフティブレーキマネジメントと組み合わせた場合です。

冗長ブレーキ搭載のギヤードモータ 冗長ブレーキ搭載の同期サーボギヤードモータ

最先端技術を採用した安全なブレーキ!

垂直軸とその荷重が重力によって落下すると、人が危険にさらされます。これを回避するために、通常、垂直軸はブレーキによって保護されています。

それでも、汚れや摩耗によってブレーキの効きが著しく損なわれる場合があります。

そのため、ブレーキの状態を確実に監視し、その機能性を維持することが大切です。

システムに組み込まれた安全性

STOBERの同期サーボギヤードモータに、補助ブレーキ「ServoStop」を装備できます。そして、このブレーキを減速機とモータ間にあるアダプタに直接組み込むことで、モータ保持ブレーキと合わせて、比類ない省スペースを誇るツインブレーキソリューションが実現します。

Pilz社のセーフティマネジメント

Pilz GmbH & Co. KG社と共同開発されたセーフティモジュールSE6をドライブコントローラSD6と組み合わせることで、プランナーや設計者は、例えば重力荷重がかかる垂直軸に関するEN ISO 16090-1要求事項を満たすシステムソリューションを手にすることができます。

インテリジェントに監視し、落下防止を保証

セーフティモジュールSE6は、各時間設定に従って、ブレーキテストが必要になったことをコントローラに通知します。コントローラは、設定された許容時間内に現在のプロセスを終了させ、ブレーキテストを開始することができます。テストが正常終了すると、コントローラは、設定された時間経過後にセーフティモジュールが次のブレーキテストを要求するまで、通常運転を再開します。

冗長ブレーキ搭載のギヤードモータ

ドライブコントローラSD6とセーフティモジュールSE6:お客様のメリット

  • 先進の安全システムを搭載した高性能な自律型ドライブコントローラ。
  • EtherCAT®通信またはPROFINET®通信に対応したCANopen®をオプション装備。
  • SS1、SS2、SDI、SLI、SLS、SOS、SSR、SLPといった、広範囲にわたる停止機能とモーション機能。
  • 自動テストサイクル監視による最大2台までの安全制御 (SBC) とテスト実行。
  • 限界値を超えた場合や非常停止作動時に、用途に適した形でドライブを停止。
  • SS1およびSS2での代替の制御ランプまたはドライブ制御式停止ランプ。

冗長ブレーキ搭載の同期サーボギヤードモータ:お客様のメリット

  • モータアダプタに内蔵された乾式運転用電動スプリングブレーキ
  • 着脱が容易なバックラッシ無しのかみ合いカップリング付き。
  • モータアダプタ端子箱のファンモニタリング。
  • ブレーキ保護のためのシールリップ2枚とオイル排出穴を備えたラジアルシャフトシールリング。
  • 手動解放装置をオプション装備。
  • 隙間ゲージ付きエアギャップチェックによる手動摩耗モニタリング
  • EN ISO 13849-1に準拠した多様な冗長システム。

世界中でお客様のそばに

子会社12社、サービスパートナー80社を擁するSTOBERのネットワークは世界40カ国以上に広がります。

Artur Wagner

すべてが揃った安全パッケージ


当社のコンセプトは、安全システムにおいて設計者と機械プランナーをしっかりとサポートすることでした。彼らは、高度に自動化されたフレキシブルな製造工程を導入するという課題に直面することも少なくありません。その際に人、機械、設備を同時に保護しなければならないのです。」

アルトゥール・ワグナー – STOBERの減速機・モータ開発部門責任者

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